ジュネーブで開かれた「第60回世界保健大会」に出席した中国代表の高強団長(衛生部部長)は15日、世界保健機関(WHO)が「世界の衛生安全」を今会議のテーマとしたことを評価し、中国が国際社会と共に歩むこと、世界の安全衛生に効果的な措置を共に研究すること、世界中の人々がより安全な環境で生活できるよう努力することを表明した。世界の衛生面での安全性を効果的に保護し、深刻な疾病が世界で流行することを防止するために次の3点を提案した。 (1)WHOが世界の公衆衛生において指導的役割を十分に発揮する。 (2)世界の疾病の監視?管理、予測?警告と緊急システムをさらに完備し、世界の突発的な公衆衛生事件への対応能力を向上させる。 (3)WHOと先進国が、途上国の公共衛生システムの建設支援に力を入れる。 高団長は「中国の保健分野の発展はまだ多くの困難に面しているが、WHOと国際社会と共に歩み、世界の衛生?安全ネットワークの構築に貢献したい」と述べた。 「人民網日本語版」2007年5月16日 |