第2回中米戦略経済対話の中国側代表である中国の呉儀国務院副総理は17日、中米両国の貿易関係の本質は互恵協力にあると強調した。 呉儀副総理は、同日出版された『ウォール?ストリート?ジャーナル』に文章を発表し、中米両国の貿易は密接なかかわりがあり、相互依存するものであると同時に、摩擦もあるが、中米両国の貿易関係の本質は互恵協力にあると語った。 米国国内の一部の人が中米間の貿易不均衡問題を誇張すると同時に、経済のグローバル化に対応するための米国の経済構造調整で現れた問題について、その責任を中国にかぶせていると述べた。そして、中国は貿易黒字を求めておらず、さまざまな措置を取って内需拡大に力を入れているとしている。 呉儀副総理はまた、次のように語った。 中米の戦略的な相互信頼の増進は両国にとっても極めて重要なことである。中米戦略経済対話メカニズムはすでに両国の包括的?戦略的および長期的な経済問題について討議する重要なプラットフォームとなっている。 なお、第2回中米戦略経済対話は22日~23日、米国の首都ワシントンで開催される。双方はサービス業、投資およびその透明性、エネルギーと環境、バランスの取れた発展、イノベーションなどのテーマをめぐって討議することになっている。 「チャイナネット」2007年5月21日 |