北京市は18日、ナンバー別の車両通行規制実施2日目を迎えた。同市環境保護観測センターによると、17日12時から18日12時までの空気の質的レベルは、「空気汚染指数」が93、評価は上から2番目の「二級(良)」だった。これで、二級の「青空」が2日続いたことになる。 北京市では17日、19日は偶数プレートの車両の通行を、18日、20日は奇数プレートをそれぞれ規制した。 車両規制では空気が良くなっただけでなく、市街交通にも変化が見えた。北京市交通委員会によると、17日の公共交通利用者は延べ1858万人で、前の週より170万人増加した。内訳は公共バスなどの市街地上公共交通97万人増、地下鉄20万人増、タクシー40万人増、郊外への中距離バス13万人増など。17日の同市の主要道路における車両平均時速は38.6キロまで引き上げられ、同時に通行量は3割減った。公共バスの平均時速は14キロから20キロに引き上げられた。 「人民網日本語版」2007年8月19日 |