民政部の最新の統計データによると、大型台風の「セーパット」によって福建省、浙江省で350万人が被災し、14人が死亡した。 福建省の直接経済損失は11億元を上回る 今年の台風第9号「セーパット」は19日2時、福建省泉州市恵安県に上陸し、その影響で、福建省中北部の沿岸地域は豪雨や特大級の豪雨に見舞われた。統計データによると、福建省では、百万人以上が被災し、倒壊家屋は3200棟、直接経済損失は11億元を上回った。 台風は福建省各地の住民の生活に影響はあったが、現在はほぼ正常に戻っている。空の便、高速道路の交通はその日正常に戻った。台湾海峡両岸を往来する三つの海上旅客輸送直行便は17日午後、全面的にストップし、現在もまだ回復していない。 浙江省温州市で竜巻 台風「セーパット」の影響で、浙江省の南部も特大級の豪雨に見舞われた。8月17日4時から19日5時にかけて、降水量が100ミリを上回った地域は56、200ミリを上回ったものは8つである。統計データによると、浙江省の直接経済損失は8.4億元に達した。 台風は18日午後11時30分頃、浙江省温州市蒼南県竜港鎮で竜巻を引き起こし、死者9人、負傷者60人余り(そのうち重傷者8人)を出した。家屋の倒壊は156棟。 江西省も台風圏に 気象部門の予測によると、台風「セーパット」は引き続き北西方向に向かい、今日未明から午前中にかけて、撫州市の中南部から贛州市の北部に到達し、江西省域に入ると見られる。台風「セーパット」が到着する前から、江西省の一部では強風と強い降水が見られた。 「チャイナネット」2007年8月20日 |