7月9日14時、三峡ダムへの流入水量は40500立方メートル/秒となり、三峡ダムは14のコンジットゲートと1つの漂流物排出ゲートを開くことになった。これは、長江上流地域に降水が続いていることや、一部の支流、たとえば嘉陵江流域の渠江が大洪水に見舞われたことなどを理由とするもの。 8日20時、三峡ダムへの流入水量は39000立方メートル/秒まで増え、三峡ダムはさらに12のコンジットゲートを開いて放水量を増やすことになった。さらに大きな洪水の調節に備えるため、せき止められた水の水位は144メートルのレベルに維持されている。 「チャイナネット」2007年7月10日 |