万里の長城の上のブライトン氏、エマさん夫婦 オーストラリアから来た一組の夫婦が7月7日午後2時、1年2カ月をかけて万里の長城の東端である山海関の「老竜頭」(万里の長城が海に接する端部)に到着し、徒歩で万里の長城を走破した。 夫婦は、中国の歴史や文化に魅せられたという。昨年5月31日に嘉峪関(甘粛省)から出発した2人は、インスタント食品を主食にテントに寝泊りし、何足もの靴や杖、ズボンを使い捨てて、8つの省と市を横断、3800キロ以上を歩いて長城を走破した。夫婦は道中で1万5000枚以上の写真や映像資料をため込んだ。 夫のブライトンさんは「世界で有名な万里の長城を走破することができたのは、良くしてくれた中国の人たちのおかげであり、感謝したい。私たちに食ベ物や休息場所を提供してくれただけでなく、精神面でも大きな支えとなってくれた。中国人の親切さ、人の良さ、フレンドリーさをさらに認識できた」と述べている。 「人民網日本語版」2007年7月10日 |