張芸謀監督が桂林でメガホンを取った「イメージの中の劉三姉」と著名な踊り手の楊麗萍さんが麗江で演出した「雲南のオマージュ」などの大自然をバックにした歌舞劇の大成功を受け、長江以南著名な水郷?周荘では、200人の俳優が出演する歌舞劇「四季おりおりの周荘」が、9月1日から水上の舞台で毎日上演されることになった。これは、周荘の関連責任者が南京市での記者会見の席で明らかにしたもの。 「四季おりおりの周荘」は「水の韻?周荘」、「四季おりおりの周荘」、「民俗?周荘」の三つの部分からなる。現地の住民や漁師たちも役者となるので、この舞台劇は、濃厚な水郷ならではの雰囲気や住民の生活の息吹が漂うものである。毎日、数万人の観光客が周荘を訪れることから、この舞台劇の観客数と興行収入は問題なしと見られている。演出に当たったのは、別に著名な芸能人ではない、蘇州市のある博物館の館長であるが、彼の地元文化に抱えている深い愛着こそが、この舞台劇を中国の水郷の文化を保存?再現する上で高い価値のあるものに仕立て上げるに違いない。 「チャイナネット」2007年7月11日 |