米経済誌「ビジネスウィーク」はこのほど、アジアで最も尊敬されるアジア企業14 社を選出し、中国からは家電大手の海爾(ハイアール)、携帯電話大手の中国移動通信、パソコン大手の聯想(レノボ)が選ばれた。「工人日報」が伝えた。 同誌は、多くのアジア企業が自国市場に注目するが、選出された企業は国外への事業拡張で成果を収めた。 海爾は北米、欧州、日本、韓国、アフリカ、中東、東南アジアなどに現地法人を設立し、海外生産拠点は30 カ所、傘下の貿易会社は22 社、設計拠点は8カ所に達し、世界各地で現地における研究開発、生産、販売の一貫体制を構築している。今年の海爾の海外における売上高は 33億ドルが見込まれ、そのうち、米国法人の規模が最大という。海爾の研究開発能力と米国の消費者の需要を満たす販売戦略は、米国の家電メーカーや販売業者の注目を浴びている。 「人民網日本語版」2007年7月19日 |