2010年までに、中国の森林カバー率は20%に達し、自然保護区は国土面積の16%を占めることになる。これは7月17日の国務院新聞弁公室主催の記者会見の席で明らかになったものである。 1、中国の人工造林保存面積は世界一 国家林業局の賈治邦局長によると、国民義務植樹活動の実施いらい26年間に、全国では104億人がボランティア植樹に参加し、492億本の木を植えた。全国の人工造林保存面積は0.54億ヘクタールに達し、世界一となった。 全国の森林面積は1.75億ヘクタールで、森林カバー率は18.21%に達した。中国における現有の森林の年平均成長量は5億立方メートルに達した。全国にはさまざまな自然保護区が2394カ所も設置され、国土面積の15.2%を占めている。 2、森林の年間CO2吸収量が年々増加 森林資源の増加につれて、年間CO2吸収が年を追って増加している。国内の専門家の推算によると、2004年において、中国の森林は5億トンのCO2を吸収し、この量は同じ時期の全国温室ガス排出量の8%にあたる。 森林の保護の強化によって、2010年までに、中国の森林カバー率は20%に達し、自然保護区は国土面積の16%を占めることになる、と予測される。 3、砂漠化土地面積が毎年1200平方キロ減っている 土地の砂漠化の問題について、国家林業局の祝列克副局長は、中国の第3回砂漠化土地の観測状況から見れば、2005年までの中国の砂漠化土地面積が次第に縮小し、毎年1200平方キロ減って、これは望ましい発展の傾向である、と述べた。 「チャイナネット」2007年7月18日 |