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北京五輪の「大食堂」

投稿時間:2007年08月08日閲覧数:
北京五輪村のメニュー 7日間内は重複せず 先日、中国農業大学の食品科学と栄養テク‥

北京五輪村のメニュー 7日間内は重複せず

先日、中国農業大学の食品科学と栄養テクノロジー学院の蔡同一教授は、「北京五輪の食事のメニューはまだ最終的に決定してはいないが、原則として七日間以内は重複しないことになっている。また、オリンピック村に供給される食料の量は大体計算され、7.5万リットルの牛乳、330トンの果物と野菜、82トンの海産物、750リットルのケチャップ、300万人分の飲料、そして21トンのチーズ、131トンの肉類である」と語った。

更に彼は、「今回の北京オリンピックの食品についての安全対策は、私からいえばまさにこの言葉に尽きる。それは『細かい』である。もちろん私の言う『細かい』とは、仕事があまりに綿密であることを嫌う意味ではない。私の言いたいことは、我々がこのプロジェクトをいかに重視しているかということである。食品安全の問題に関しては、いかに念を入れてもやりすぎということはない」と語っている。

オリンピックでは延べ700万人に飲食サービスを提供

関係筋によると、オリンピック期間に世界中からやってくる選手、コーチ、関係者、マスコミが確実に安全な食事をするために、北京オリンピック食品安全専門家委員会が2005年に成立した。15人の委員のうち、8名は外国人専門家である。彼らはWHO、オーストラリアのニューサウスウェルズ食品安全管理局、アメリカの食品薬品監督管理局及びオーバーン大学などの機関から参加している。

蔡同一教授によると、オリンピックの食品安全という点については、とても複雑で、どの方面においても大変だ。予測によると、五輪開催期間、世界202カ国や地域からやってくる27万人の飲食の需要を満たさなければならない。他に、延べ700万人の観客に食事のサービスを提供する必要がある。これらの人々は60日間続けて食事をすることになるだろう。オリンピック用食品は今のと ころ28種類に分類され、450品種以上ある。種類や量が多いとはいえ、食品の生産、加工、流通、消費という循環は全て記録されることになっている。期間中、米、小麦粉、油、肉、乳製品などの重要な食品は、配送も車両も統一され、「電子身分証」を持つことになる。データバンクが作られ、全過程を遡って知ることができる。スキャニングすればすぐに食品の生産期日などの情報を知ることができる。おそらくオリンピックの期間には、前述の28類から65類、450品種から3900品種に拡大しているだろう。今年の8月8日からこの食品安全追跡システムは使用される予定である。

「チャイナネット」 2007年7月20日

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