タイのパタヤで開催されていた「アジア議会平和協会」第6回年次総会が22日、「アジア国家人権憲章」と「パタヤ宣言」を採択し、3日間の会期を終えた。 アジア人権史上、初めて採択された「アジア国家人権憲章」は、生存権、発展権、教育権を強調している。前文では、本憲章が「国連憲章」に合致するとともに、各国が平和、公正、友好協力、人権保護、人道主義順守の原則を推進するプロセスの中で半世紀余りをかけて確立してきた国際規範にも合致していると指摘。また、自決権、国家の独立、主権と領土の保全の神聖性と統一性を強調し、人権の保護と促進の基盤になっている。 「パタヤ宣言」はまた、地域の平和?民主?団結の促進に、加盟国が積極的役割を発揮するよう呼びかけている。 「人民網日本語版」2005年11月23日 |