唐家セン国務委員は1日、北京で、遠藤乙彦を団長とする日中新世紀国会議員訪中団の一行と会見した際、日本が軍国主義の侵略の歴史を正しく対処し、「歴史を鑑にし、未来に目を向ける」という精神に基づいてこの問題を妥当に処理するよう希望しました。 唐家セン国務委員はその際、「日本軍国主義の歴史を正しく対処することは、日本がアジアの隣国と平和的に付き合う前提となる。日本の指導者が第二次世界対戦のA級戦犯が祀られる靖国神社を参拝することを堅持することは、中日関係をひどく損なっただけではなく、日本の国家利益にも相違している」と指摘しました。 それに対して、遠藤団長は、「日中新世紀会は、両国関係が困難に陥っている現在、両国の各方面の交流を強化することによって、相互理解を増進し、未来に向ける日中関係を発展させる面で貢献していきたい」と示しました。 「CRI」より 2005/12/02 |