中国外交部の秦剛スポークスマンは11日、アメリカ国務省が中国の人権状況を非難することに反駁し、「中国の政府と人民は、アメリカ政府がいわゆる人権問題を口実にして中国を勝手に攻撃する行為に対し、強い不満と断固とした反対を示す」と述べた。 アメリカ国務省のスポークスマンはこのほど、12月10日の「国際人権デー」を控えて声明を発表し、中国の人権状況を批判した。 秦剛スポークスマンは記者の質問に答えた際、「中国は、人権擁護の分野で著しい成果を上げた。民衆は法律に基づいて人権と自由を充分に享受している。アメリカ自身には、人権を厳重に踏みにじる問題が存在し、また国連人権委員会の調査を拒否した。アメリカ政府は国際世論の厳しい批判の下で、依然として自分を人権の守り手として、他国を勝手に非難し、視線をそらそうと企んでいる」と指摘した。 秦剛スポークスマンはまた、「アメリカ側は、自身の人権問題をよく反省し、人権問題での二重基準の実行をやめ、人権問題を利用して他国の内政に干渉するという誤った行為を改めるべきである」と勧めた。 「CRI」より 2005年12月12日 |