中国国家発展改革委員会工業司筋によると、「第11次五年企画」期において、中国の鉄鋼生産能力を4億トンのレベルに抑え、立ち遅れた1億トンの製鉄能力と5500万トンの製鋼能力を淘汰することになった。 中国国家発展改革委員会工業司は調査と研究に基づき、「鉄鋼工業が生産総量をコントロールし、立ち遅れた生産能力を淘汰し、工業構造の調整を加速することについての通達」を下達し、関連分野の意見を徴取して、鉄鋼工業のマクロ調整のための具体的な措置の検討に着手した。 鉄鋼工業のマクロコントロールの原則は次の三点。一、政策の指導を堅持するとともに、市場メカニズムを主とすること。二、立ち遅れた生産能力を淘汰し、技術の改造とイノベーションをサポートし、鉄鋼企業の連合と再編を促し、産業の自己規制を強化すること。三、政府の指導を強化し、鉄鋼産業の発展を平穏に促す。 前述の通達によると、「第11次五年企画」の期に、マクロコントロールを通じて、中国の鉄鋼産業の配置の不合理性を改善し、主要な製品が国民経済の発展のニーズを満たし、産業の集中度を引き上げるようにすること。 中国国家発展改革委員会工業司はこれまでに座談会を二回催し、地方、鉄鋼工業協会、鉄鋼企業および関連部門の意見に耳を傾けた。現在、中国国家発展改革委員会工業司は諸方面の意見をまとめ、鉄鋼工業のマクロコントロール政策措置の改正にさらに力を入れ、その充実を目指している。 「チャイナネット」 2005年12月16日 |