三峡プロジェクト開発総公司によると、三年間の準備を経て、我が国第2の水力発電所である渓洛渡発電所の技術案、環境保全、土壌保持、用地の認可および施工区域の移住者の就職あっせんなどの前段階における準備作業がすでに完了し、水道、電気、道路がともに開通し、着工の条件がすでに整っている。 計画では、2007年11月に堰き止め工事を完了し、2012年に最初の発電ユニットの据付を完了し、2013年6月に標高540メートルまで貯水し、最初の発電をおこない、2015年に竣工する。 同水利施設は雲南省永善県と四川省雷波県の境にある渓洛渡峡谷に位置し、金砂江の下流につくられる4カ所の階段式発電所の第3段階にあり、設計発電容量は1260キロワットで、三峡水力発電中枢に次いで現在世界で3位のものである。 同水利プロジェクトに相応する長江の合江から雷波までの区間にある希少魚類国家自然保護区に対する調整案は2005年4月国務院の批准を得た。同月環境に対するアセスメント報告も国家環境保護局の認可を得た。 「チャイナネット」2005/12/16 |