アジア最大で、最新技術を採用している生活ゴミ埋立処理場――上海老港埋立場の第4期プロジェクトがこのほど正式に稼動することになった。同プロジェクトの責任者によると、この埋立場の一日のゴミ処理量は6300?に達し、全上海市の生活ゴミの半分以上を占める。それと同時に、ゴミを埋め立てる過程で発生するメタンガスを利用して発電することも出来、2年後は1400万キロワットの電力の発電が可能となる。 東中国海の干潟に位置するゴミ処理場の第4期プロジェクトは、敷地面積は361?で、埋立場、浸出液体処理場、メタンガス発電所の三つの部分からなり、同業種においては世界最大と言われるフランスの会社によって設計施工されることになっている。関係者によると、同埋立場の最大容量は8000万?で、50年間使用できるという。 埋め立てられた後に発酵によって発生するメタンガスの処理が不適切であれば、環境を再汚染する汚染源となる。同ゴミ処理場はメタンガスを集めて発電に使用する。埋立場のメタンガス収集と前段階における処理システムプロジェクト工事は3期に分けてすすめられる。現在すでに完工した第1期工事は、100万キロワットのディーゼル発電機を2台配置し、ゴミ処理場みずからの使用に供する。予測によると、埋立場の稼動2年後メタンガスは9385立方?で、発電ユニット総容量は1400キロワットに達し、そして市内へも送電されることになっている。 「チャイナネット」2005/12/19 |