国家発展改革委員会など7部門がこのほど共同で出した通達によると、中国は今後、希土、コークス、製品油といった資源性製品の輸出量を規制する。新華社が伝えた。 同委員会経済貿易司は15日、▽希土の輸出量を適切に調整して削減する、▽コークスの輸出割当量は前年の水準を維持することとし、増やさない、▽加工貿易方式による製品油の輸出を厳格に規制する――ことを明らかにした。ガソリン、灯油、ディーゼルオイルの輸出量については、商務部と同委員会が査定し、税関は査定で決められた量に基づき通関業務を行う。 一部製品の加工貿易も停止される。▽輸入木片?原木?パルプを加工して製造したパルプ?紙?ボール紙の輸出、▽輸入皮を加工した製品?半製品の輸出、▽輸入廃銅?銅精鉱による未鋳造?未圧延の銅の輸出――などが、2006年1月1日から加工貿易の禁止リストに入る。 一部製品の輸出に伴う増値税(付加価値税)の政策調整が行われる。06年1月1日から、コールタール、未加工の皮や毛皮、乾燥革などの増値税が撤廃されるほか、水銀、タングステン?亜鉛?錫?アンチモンとこれらを利用した製品、金属マグネシウムとその一次製品、パラフィンなどの輸出増値税率を5%引き下げる。 「人民網日本語版」2005年12月19日 |