新華社北京が21日報じたところによると、唐家セン国務委員は同日、逢沢一郎前外務副大臣率いる日本の「未来政治研究会」訪中団と人民大会堂で会見し、次のように述べた。 中日友好関係は両国の国民の長期的?根本的利益を前提として成り立ち、両国の先代の政治家の心血が凝集されており、一層の珍重に値する。中日関係はいま、かつてない困難に直面しているが、その原因は日本の指導者が独断専行で、第2次世界大戦のA級戦犯を祭る靖国神社への参拝を続け、中国の国民の感情を絶えず傷つけ、中日関係の政治的基礎を損なっていることにある。 中国政府は中日関係を強く重視しており、中日友好の堅持という基本方針が変わることはない。双方が「歴史を鑑に、未来に向かう」精神に適切に基づき、たゆまぬ努力を払い、両国関係が早急に正常な発展のレールに戻るよう促し、両国の発展と本地域の安定と繁栄にしかるべき貢献を果たすことを望む。これは双方の共同利益に合致する。 「人民網日本語版」2005年12月22日 |