情報産業部の王旭東部長は27日、全国情報産業会議において、第3世代(3G)移動体通信技術の業務展開、料金、監督管理などについての具体的政策を初めて発表したが、これは中国における3G運用の序幕が2006年に切って落とされることを示すメルクマールとなると見られている。 王部長は、長年の努力を経て現在、中国における3G産業の発展環境がすでに整ったと語り、3Gの発展を通信業種の改革、自主的知的財産権を保有する技術の産業化と新たな産業チェーンの形成に結びつくよう関連部門に要求し、運営企業に対しては、ネットの構築、市場の開拓などに力を入れるとともに、ブロードバンドウェアレス移動体通信技術などを活用して北京五輪に通信面での保障とすぐれたサービスの提供を確保するよう要求した。 情報産業部は最近、世界で最大規模の3G技術ネットワーク実験を実施し、3Gの発展の基礎を固めた。同実験は、北京、上海と広州に7つのアプリケーション?プラットフォームと300の基地局を設置し、3種類の主流制式のテストを行った。国内の大手通信運営企業6社及び国内外のシステムと端末生産業者34社もこの実験に参加した。 「チャイナネット」2005年12月28日 |