内蒙古自治区交通庁によると、自治区の第11次5カ年(2006~2010)計画に基き2010年までに全自治区の自動車道総延長距離8万5000㎞を達成し、郷鎮にはアスファルト道路、行政村には自動車道路が基本的に完備される予定である。 計画では2010年までに、全自治区の高速道路2600㎞、一級自動車道4400㎞、二級自動車道1万3000㎞を完成させる予定だが、これが達成されれば二級以上の自動車道が23.5%を占め、高級、準高級路面は4万㎞に達して総延長距離の47%を占めることになる。 第11次5カ年(2006~2010)計画期間、内蒙古は自動車道中枢及び輸送センターの建設に力をいれ、フフホト自動車道路中枢及び包頭、赤嶺、通遼、海拉爾などの重点工事の大々的な進展をはかる。「五縦七横」国道主幹線と西部開発省境界の内蒙古自治区内区間を基本的に完成させ、国家高速道路網の一部区間を竣工或いは着工し、自治区「三横九縦十二出口」道路網の主要骨格を基本的に完成する。内蒙古自治区と東北、華北、西北経済区との交通輸送高速通路を形成させて、自治区首府と各盟の市、重要な出口との高速道路、一級自動車道での連絡、郷鎮二類自動車道の輸送中枢化を実現する。2010年までに、全自治区における旅客ステーションは310ヵ所、各種貨物輸送ステーションは87ヵ所に達する見込みである。 今後5年間に、内蒙古は継続して道路輸送市場を整備し、旅客輸送に関しては長距離旅客ステーションのターミナル化、中距離旅客ステーションの直通化、短距離旅客ステーションの一般定期バス化、タクシーの旅客輸送規範化を逐次実現する。貨物輸送に関しては、高速貨物輸送、コンテナ輸送を大々的に発展させる必要があり、化学危険物、大型貨物、冷蔵鮮度保全貨物などの貨物輸送の専業化、規模化、現代化を促進する。 「チャイナネット」2005/12/30 |