先般、2006年中国鉄道建設債券発行の関係筋によると、今年、中国の企業債券の発行額は初めて1000億元を突破し、来年、この規模はいっそう拡大すると見られている。 国家発展改革委員会財政金融局の徐林局長は、2006年には、中国の企業債券市場が目覚しい発展をとげており、現在までのところ、中国は1015億元の企業債券を発行し、昨年より50%増となったことを明らかにした。 国家発展改革委員会は、発行額が最大であった鉄道建設債券をブックビルディング方式で試行的に発行し、市場価格で売買し、市場の変動をよりよく捉え、同時に、初めて深セン証券取引所のシステムを利用し、インターネットを通じて債券を発行し、より多くのポテンシャルのある投資者に投資のチャンスを提供することになっている。 鉄道部財務局の余邦利局長によると、2006年に、400億元の鉄道建設債券が成功裏に発行されたことは、中国の鉄道敷設及び企業債券市場の発展を促すと同時に、投資者にも安定的かつ信頼のできる収益をもたらしている。 2007年に、中国は企業債券の規模をいっそう拡大することになっている。そのため、関連部門は制度の完備、管理上の段階の簡易化などの面に力をいれ、企業債券の発行を効果的に審査し、債券発行者および投資者のニーズを即時に把握することを目指している。 ?チャイナネット?2006年12月22日 |