中国ではこれまでに数多くの少数民族の幹部が養成されており、これら幹部はそれぞれ才能を活かし、少数民族地区の経済発展を導き、中国の現代化建設を推進する上で中核的役割を果たしている。 先の中国共産党第17回全国代表大会で生まれた新しい中央委員会のメンバーには少数民族出身の幹部が40人いる。また、2006年末までに、中国の少数民族の幹部が2002年より1万5000人増えて300万人近くに上っている。 これについて国家民族事務委員会政策法規局の毛公寧局長は、「少数民族幹部の養成や採用を重視することは、中国共産党と政府の一貫した方針である。少数民族地区では、地元の幹部を育てるために最大の努力を払うべきである」と述べている。 「中国国際放送局 日本語部」より2007年10月28日 |