中国新聞社の報道によると、第2回世界議長大会が7日午後、ニューヨークの国連本部で開幕した。中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会の呉邦国委員長は同日の全体会議でスピーチを行い、多国間協力の強化と共同発展の促進を強く訴えた。 呉委員長は多国間協力の強化について、次の3つの意見を提示した。 (1)相互尊重:相互に尊重し合い、平等に対しあうことを基礎に、国際関係の民主化を促進する。 (2)相互信頼の確立:対話の強化を通して、理解と相互信頼を促進し、利益の一致点を拡大しつづける。 (3)共同発展:特に発展途上国の発展を促進し、世界経済が均衡、安定、幅広い恩恵、利益共有の方向へ発展するよう推進する。 呉委員長は、「全人代は世界各国の議会とともに、各国の議会の連盟というこの重要な舞台を十分に利用し、さまざまな形での多国間協力を展開し、平和?繁栄?調和という新たな世界を構築するために、絶えず努力していきたい」と述べた。 「人民網日本語版」2005年9月9日 |