外交部の秦剛報道官は8日、北京での定例記者会見で「中米双方の共同の努力の下で、両国と両軍の関係が全体的に良好な発展ぶりを見せている」と述べた。 秦剛報道官はまた、外交部の李肇星部長とアメリカ太平洋司令部のファロン司令官との会見の様子を紹介した。 また、秦剛報道官は「中国とロシアがエネルギーの分野で互恵協力を行なうことは、両国の根本的利益に合致する」との中国政府の姿勢を表明した。 それによると、中ロ両国は関連活動を急いで行なっており、中国は、両国の指導者が早期に合意できるよう希望しているという。 さらに、秦剛報道官は「イラク移行政府の活動を支持し、イラクの再建に支援と援助を提供していく」との中国政府の姿勢を明らかにした。 秦剛報道官はまた「イラクが安定し、民族和解を実現させ、人民の生活レベルが向上するよう希望する」との中国政府の立場を示した。 このほか、秦剛報道官は「国際社会はテロ取締りで協力を強化すべきだ」と強調した。これは、アメリカの同時多発テロ事件の4周年に当たって述べたもので、さらに「テロ取締りは二重の基準を適用すべきでなく、国連憲章と関連国際法の基本原則を遵守すべきだ」と述べた。 「CRI」より2005/09/09 |