商務部が9月1日に発表した統計データによると、2004年の中国の対外直接投資総額は55.3億ドルで、対外直接投資企業の現地法人による国内への投資分を差し引くと、純対外投資額は55億ドルで、前年比93%増となった。これは、全世界の対外投資総額の0.9%を占めるものである。 2004年までの中国の累計対外直接投資総額は449億ドルで、対外直接投資企業の現地法人による国内への投資分を差し引くと、純累計対外投資額は448億ドルとなった。 2004年の対外直接投資には次の特徴がある。 ▽投資規模が急速に増大した。 ▽当期利益による再投資が投資総額の半分を占めるに至った。 ▽投資する業種の分布がさらに広いものとなった。 ▽アジア地域への投資は同年度の対外直接投資総額の半分以上を占め、香港は依然として投資のホットスポットであった。 ▽地方の都市?企業による投資額が前年度より大きく伸びた。 ▽私営企業の投資が同年度投資総額の1.5%を占めた。 2004年の対外投資の業種の分布は、採鉱業32.7%、交通運輸?倉庫業15.1%、卸売り?小売業14.5%、製造業13.8%、物流?サービス業13.6%、農、林、牧、漁業5.3%となっている。 「チャイナネット」2005年9月2日 |