北京市の国有資産管理委員会(国資委)と財産権取引所は21日、同市の資本導入予定の国有企業156社を公表し、資産総額は291億元に達するという。 資本を導入する企業は、北京六必居食品有限公司、宮頤府食品廠、王致和食品集団、北京市牛奶(牛乳)公司、雪蓮羊絨(カシミヤ)股份公司など北京で名の通った老舗や名門企業。北京隆福大厦は全資産を譲渡する予定だ。 同市財産権取引所では総裁が米国やカナダ、さらに日本や韓国、シンガポールなどで一部企業への資本参加を要請する方針。 同市国資委の熊大新主任によると、今回の資本導入企業の特徴は、先ず、中小企業が多く90%を占め、第2は、業種が幅広く10数行種に及び、第3は、資本導入方式が多様化していること。43%の企業が資産の一部譲渡方式、29%が増資方式、22%が交渉後に資本導入方式を決定することを期待している。 同市国資委の龔莉副主任は「民間資本や外国資本、国有資本のいずれも参加できるようにしたのが、今回の資本導入の重点だ。国有資産の流失を防ぐため、これら企業は財産権取引所に登録され、公開で取引を進めていく」と説明する。 「チャイナネット」2005年9月26日 |