5000余点の古代磁器の瓶、4000余点の古代磁器の皿、4億片以上の磁器のかけら、400余点の漢白玉の彫刻、20余トンもの水晶とメノウで飾られ、その外装と内装に計5億元もかかったといわれる「中国古代磁器の建物」が9月3日、天津で一般公開された。 天津の収蔵家張志和さんは2002年、もう十年以上空き家となっていたフランス風の洋館を買い取った。張さんは自分の収蔵品でこの洋館を飾り、壁も歴代の著名な水墨画を、磁器のかけらでそれを模倣して作り、それを「中国古代磁器の建物」に一変させた。張さんによると、中国歴代の、各地の名窯の磁器のかけらをここで目にすることができるということである。 「チャイナネット」2007年9月4日 |