温家宝総理は23日、北京で新中日友好21世紀委員会の両国の委員と会見した。 温総理は、同委員会の中日友好への長年の揺るがぬ尽力と、中日間の政治的膠着を打開するための努力に謝意を表明。同委員会が、青少年を始めとする両国の民間交流を促進するために「中日友好基金」を創設したことを高く評価した。また、「新中日友好21世紀委員会は両国人民に重大な使命を託され、中日友好の推進という歴史的な重任を担っている。同委員会が、両国関係の長期にわたる安定で健全な発展の実現のために、引き続き提案を行い、新たな貢献を果たすことを希望する」と述べた。 日本側座長の小林陽太郎氏(富士ゼロックス会長)は「政府の諮問機関として、日本側委員会は中国側委員会と共に、日中関係の改善と発展の推進のために引き続き提案を行っていく」と述べた。 新中日友好21世紀委員会は中日両政府の諮問機関で、19日から22日まで第5回会議を青島で開催した。 「人民網日本語版」2006年10月24日 |