ネット上のペット用品の店はもう新鮮なものとはいえない。人々の生活レベルの向上につれて、ペットを飼っている人々にとって、ペットの服?美容品?食料品などは、もはや必須のものである。そのため、販売業者たちは、いち早く実在店舗からネットショップまで手を広げて、販売ルートの拡大をはかっている。 ネットショップは、実在店舗より利益は小さい。税金を払う必要がないため、売値も安くなる。ネットショップと実在店舗を同時に経営している李さんによると、この二つのお店の間には値段の上で大きな差がある、という。例えば、同じブランドのペットのボディソープは、実在店舗では120元するが、ネットで売る場合は80元になる。その原因は、ネットショップ経営者の多くは実在店舗を持っていないため、家賃?税金?従業員の給料などを払う必要がないので、売値を相当低く出来るからである。自分の店の売り上げを上げるためには、これに対抗して値下げするしかない。実在店舗の販売対象はネットショッピングをしない人達である。 ネットショッピングをするのは若者がほとんどである。キーボードをたたくだけで買い物が出来るので非常に手軽だからだ。彼らは普通、同時に3、4店舗を比較して、最もよい店舗を選び、そこから買う。こうした流れは、ネットショップ経営者にとっても良いことである。買い手は安い物を手に入れられるし、売り手も信用を高めることができる。 とにもかくにも、低価格はネットショップのセールスポイントであり、今や多くの消費者が実在店舗での買い物からネットショッピングへと移行いつつある。 「チャイナネット」 2007年9月4日 |