中国の新聞「人民日報」は25日、「土台と基礎を強固にし、調和のとれた社会を築く」と題する社説を発表し、今後5年間の市民生活の向上の見通しについて、「2010年までに、中国では、都市と農村部をカバーする社会救助と災害対応システムの確立が基本的に完成される」と述べています。 この社説は、「市民生活の向上と改善、つまり、民政活動は直接、広汎な民衆に接し、民衆が最も関心を寄せているところで、民衆の最も直接で、最も現実的な利益と関わっている。今後の民政活動をより良く行なうには、社会の公平や安定、進歩を推進し、民衆の基本的な生活と政治権利の維持と発展に着目しなければならない。2010年までに、中国では、社会福祉事業の多元化の新しい枠組が形成され、都市と農村部の社会地域の建設が強められ、民間組織の発展が規範化され、社会実務の管理や公共サービスの能力が一段と高められる」と述べています。 「CRI」より2006/11/24 |