展示会に展示されている列車の模型。 第8回中国国際近代化鉄道技術?設備展示会が6日、北京の中国国際エキシビションセンターで開幕した。青蔵(青海=チベット)鉄道、6回目の全面的な鉄道高速化、鉄道技術?設備の近代化、大秦重貨物鉄道(大同=秦皇島)、旅客専用線などのテーマを含んだ「中国鉄道技術革新成果展」は今回の展示会の最も大きな見どころであると見られている。 世界中の注目を浴びている青蔵鉄道は1年間繰り上げて運営を始め、長年の凍土地帯での工事、酸欠状態の高原環境、脆弱な生態系といった世界で公認されている難問を解決した。中国の高原鉄道建設の技術がすでに成熟している証拠であると見られている。 中国の在来線の高速化の技術も世界の先進的なレベルに達している。今年の4月18日、6回目の全面的なスピードアップが成功し、時速200-250キロの動力分散方式の列車、5000トンクラスの貨物列車、25トンクラスの2階建てのコンテナ列車の同じ線路での運営が実現した。同時に、全国の5006カ所の駅、5万余キロの線路の調整?指揮システムも構築された。 中国は、牽引動力、重荷車両、線路の基盤整備、列車の同時操縦などをめぐって自主的革新を進め、大秦鉄道の2万トン重荷列車の技術開発と設備の整備を完成し、重荷輸送技術は世界の先進的なレベルに達している。2006年、大秦鉄道の輸送量は設計能力の2.54倍にも相当する2億5400万トンに達した。 鉄道部の報道官は、「中国の鉄道事情にはすでに歴史的な変化が起こっており、そしてこれからも引き続き変化していく。『第11次5ヵ年計画』期の末には、鉄道がもう中国の経済と社会の発展を制約する「ボトルネック」ではなくなっているだろう」と語っている。 「チャイナネット」2007年9月7日 |