中国物資再生協会の再生資源輸入委員会がこのほど発足し、再生資源利用にたずさわる企業と政府の間の連係の役割を果すことになった。 伝えられるところによると、再生資源輸入委員会の主旨は以下のとおりである。 ①国の関連の法律と政策規定に基づいて、原料として利用できる、輸入固形廃棄物を十分に再利用し、我が国の資源の不足を補完し、世界的な大循環を促進する。 ②資源の再利用と循環経済について調査研究をおこない、政府の政策、法規、基準の制定の参考とし、再生資源を輸入し利用する企業の意見と願いを反映し、その合法的権益を保護する。政府の関係部門とタイアップして原料として利用できる固形廃棄物の輸入グリーンルートを構築し、国際流通の秩序を維持する。 ③政府の関係部門とタイアップし、在来の再生資源輸入利用企業を規範化し、集約化、エリア化の発展の道へと導き、コンサルタント、情報、トレーニングなどのサービスを通じて企業の経営、管理能力、設備の水準を向上させ、我が国の節約型、環境配慮型社会を構築する中での企業の役割をさらに大きく発揮させる。 関係筋によると、現在我が国では再生資源の輸入利用にたずさわる企業は約1万社もあり、従業員数は100万人を超えている。1990年代以来、環境保護、税関、品質管理などの部門の監督管理のもとで、我が国は原料として利用できる固形廃棄物を秩序整然と輸入し、輸入量は初期の年間100万?あまりから2005年の3954万?に増え、年間生産額は1000億元に達し、増え続ける我が国の資源に対する需要を効果的に補完している。 「チャイナネット」2006/09/22 |