仏香閣は清?乾隆年間(1736~1795年)に建設が始まった。その後1860年に英仏軍により破壊されたが、光緒年間(1875~1908年)に再建。建物の高さ36.44メートル、さらに石製の基礎部分が20メートルある。頤和園全体の中心的建築物。 北京の頤和園で23日、工期630日に及んだ仏香閣、排雲殿、長廊の修繕が終わり、これら頤和園の3大メイン建築が再び一般開放された。今回の修繕により建築物は19世紀後半の光緒年間の風貌を取り戻したという。 頤和園は1953年に大改修が行われ、以来半世紀が経った。6千万元余りをかけた今回の工事は文化物保護を目的としている。頤和園の主要建築にとっては新中国成立以来の最初の大規模修繕で、修繕面積は延べ9390平方メートル。 主な修繕ポイントは床の青レンガ補修、壁画の再現、仏香閣頂上部の金箔塗り替えなど。このほか、防犯?消防系統や水道?電気などの基本設備が整った。 「人民網日本語版」2006年9月25日 |