中国国家海洋局によると、今年上半期において、中国の海洋経済は引き続き好調を維持し、主要海洋産業の生産総額、生産量など主な経済指標は安定的な伸びを示した。 大まかな計算によると、上半期における国全体の主要海洋産業の生産総額は8441.1億元、増加額は3601.22億元で、前年同期比13.6%(不変価格ベース)増となり、伸び率は同2.7ポイント高いものとなっている。第一次産業、第二次産業、第三次産業の海洋産業におけるウェートは10:42:48で、海洋産業の構造はさらに合理的なものとなった。 今年上半期において、中国の在来海洋産業が引き続き安定的な伸びを維持した。海洋漁業、沿岸製塩工業、造船量はそれぞれ前年同期比12.4%、45%、17.1%増となった。国全体の一定規模以上の沿岸部港湾の貨物取扱量は164092万トンで、同17.6%増。旅客輸送量は延べ3617万人で、同1.5%増。コンテナ取扱量は3928.37万TEU(20フィートコンテナ換算)で、同21.4%増。これと同時、沿岸地域は海洋生態や海洋文化を特色とした国内観光市場を積極的に開拓し、上半期の沿海観光収入は前年同期比31.1%増の2620.29億元に達した。 「チャイナネット」2006年9月1日 |