中国の深海用有人潜水船の研究開発が進んでいる。「第11次五カ年計画」(2006―2010年)期間中に水深7000メートルまで調査可能な潜水船の海上実験が完了する予定という。同潜水船の定員は3人で、先端技術を利用した世界最深の有人潜水船となる。北京で行われている全国海洋科技大会で明らかになった。 世界の公海における海底面積は約2億4900万平方キロメートルで、地球表面積の半分近くを占める。大量の鉱物や生物資源が埋蔵されている。詳細な海上調査を経て、中国は7万5千平方キロメートルの独自調査?優先開発権を得た。 国家海洋局の孫志輝局長によると、2010年までの海洋事業の主な目標は、資源の探査と占有が中心になるという。 「人民網日本語版」2006年9月7日 |