9月4日に天津、浙江、山東、四川及び陕西5つの省及び直轄市では、郵政管理局が新たに発足し、これまでの郵政局が郵政管理局と省クラスの郵政会社に分かれることになった。 新たに発足した郵政管理局は、法律法規の制定、郵政市場の管理と監督、党機関紙の発行などの政府としての機能を果たし、それにつづいて発足する省クラスの郵政会社は、速達、物流などの業務を取り扱い、企業としての機能を果たすことになっている。これは、中国の郵政体制の改革が、行政と企業の分離の最初の一歩を踏み出したことを意味する。 その他の省及び直轄市の郵政局も近く同じような改革方案を次々と実施することになっている。そして、国家郵政管理局と中国郵政グループ会社は、今年内正式に発足することになっている。 「チャイナネット」2006年9月7日 |