先般、国家発展改革委員会は『「第11次5カ年計画」期間(2006-2010年)における医薬産業の発展についての指導意見』を公布した。それによると、現代医薬バイオテクノロジーを発展させ、漢方薬の現代化と天然薬物の発展を引き続き推し進めることは「第11次5カ年計画」期間における中国医薬産業発展の主な課題となることが明らかになった。 中国は現代医薬バイオテクノロジーを発展させ、ハイテクとバイオテクノロジーを応用して医薬産業のグレードアップを促進し、次世代のバイオテクノロジー薬物の開発を加速し、産業化の発展を促すことを目指している。 中国は引き続き漢方薬の現代化と天然薬物の発展を促すために、漢方薬のスタンダードと規範を制定し、完備させ、積極的に漢方薬の新製品を開発し、漢方薬製造プラントの開発と応用を重視し、国際市場に向けての天然薬物の開発?生産を発展させる。 中国はまた新薬と特色のある非特許薬物の開発を加速することにもなっている。在来の化学原料を使った薬物と普通薬物の生産面での優位性を保ち、全力をあげて特色のある原料薬物及び新薬を開発し、調合剤の国際市場を開拓し、輸出製品の構成を改善し、医薬製品の輸出付加価値を高めることにしている。 『指導意見』はまた、医薬産業の発展にとって望ましい環境を作り上げなければならないとしている。国は医薬や衛生などの分野における体制改革を推し進め、医療衛生に対する資金投下を増やし、医療機関の収入を補償する問題を解決し、根本的に「以薬養医」(薬品の販売によって医療機関を養う)の状況を改めることにしている。 同時に、中国は医薬流通体制の改革を加速し、薬品名に対する管理をいっそう強化し、薬品通用名処方箋制度を実施し、社会の薬品店に開放する処方箋管理制度を制定する。そして、薬品の分類管理の改革も強化しなければならないとしている。 ?チャイナネット?2006年9月20日 |