中国と米国の両政府は北京で20日、新たな経済戦略対話の枠組みを発足することで合意し、共同声明を発表した。声明の要旨は次の通り。 中国と米国は20日、米国が提案し中国が同意した、両国間の経済戦略対話の枠組み発足を宣言した。ポールソン米財務長官は2006年9月19日から22日まで経済戦略対話の発足について話し合うため中国を訪問した。呉儀副総理とポールソン財務長官が会談を行い、対話枠組みの発足を共同発表した。 中米経済戦略対話は主に、両国が共に関心と懸念を抱く、2国間および世界の戦略的な経済問題について話し合う。対話は年に2回、両国の首都で交互に行う。 中米商業貿易連合委員会、中米経済連合委員会、科学技術連合委員会など既存の2国間の対話?協議の枠組みは変更せず、引き続き両国の経済貿易協力の推進に積極的かつ重要な役割を果たしていく。 胡錦涛主席とブッシュ大統領は中米経済戦略対話を強く支持するとともに、対話において積極的な役割を果たしていく。 「人民網日本語版」2006年9月21日 |