米誌「ビジネスウイーク」がこのほど選出した最新のアジア企業上位150社番付で、中国石油天然気集団がトップに輝いた。中国海洋石油は前回の17位から7位に躍進した。このほかにベスト10入りした大陸部企業は9位の中国移動公司。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。 番付は、アジア地域の企業を対象に、企業の利益、売上高、資産回収状況などに基づいて作成されたもの。1位の中国石油天然気は昨年、165億8400万ドルの利益を上げ、投資回収率は25.9%に達した。過去3年間での投資回収率は250%に迫る。 7位の中国海洋石油の昨年の利益は31億4900万ドル、投資回収率は34.4%。9位の中国移動は前回の41位から大きく躍進した。中国石油化工公司は前回の22位から25位に順位を下げた。 番付には中国のエネルギー企業が多く選出されており、上位50社のうち7社を占めている。同誌の分析によると、これは原油価格上昇とアジア経済の成長、国内外の石油資源の開発?購入を進めていることなどが要因。 「人民網日本語版」2006年9月21日 |