10月10日は第15回世界精神衛生デー。中国の小中学生は勉強のプレッシャー、不適切な教育方法、思春期の悩み、家庭内不和や周囲からの関心と愛情の欠如などによって引き起こされる心理的問題が大きく増加していると専門家は指摘した。 中華児童精神医学学組の鄭毅主任委員は、中国の17歳以下の未成年者のうち、少なくとも3千万人が各種の情緒障害や問題行動などの症状を抱えていると述べた。衛生部が発表したデータによると、全国で児童精神衛生を扱う専門医師は50人に満たなく、他の科を兼ねる医師を合わせても100人以下にとどまる。 「人民網日本語版」2006年10月11日 |