9月29日、国家統計局は2005年度ベスト百県の統計調査結果を発表した。統計結果を見ると、ベスト百県は経済の急成長、住民の高い生活レベル、大きな発展潜在力、増強された社会公共サービス能力の4大特徴が明らかになっている。 この数年のベスト百県統計結果を見ると、江蘇省が最強でトップランク10県の中の7県を占め、浙江省は最多でベスト百県の中に同省総県数の半分近くを占める30県がランクされ、山東省はベスト百県へのランク入りが最も目覚しく2005年には前年より2県増加している。広東省は最も安定しており、常にベスト百県に10県前後がランクされ、その全てが珠江デルタに集中している。また、西部地区でランキング入りする県は少なく、内蒙古、新疆、四川はそれぞれ1県しかランクされていない。 統計結果はベスト百県の経済急成長、住民の高い生活レベルを明示しており、農村住民の収入は前年比8.9%増、都市労働者の平均給与は前年比14.7%増となっている。発展の潜在力も大きく、1万人当りの専門技術者数は前年比14%増である。社会公共サービス能力も増強されており、特に社会保障システム確立のテンポが加速されている。 全国経済ベスト10県は29日に科学的かつ調和のとれた発展を目指す自律規約を発表した。規約では、特に厳格な省エネシステムの実施を提起しており、単位地区総生産のエネルギー消費を「第11次五カ年計画」期間に20%~25%低減するとしている。 「チャイナネット」2006/10/12 |