6月15日の中国外務省姜瑜スポークスマンの定例記者会見のうち、日本に関する一問一答は次の通り。 問 現在の中日関係を中国はどう評価しているか。 答 中国は一貫して中日関係を重視している。胡錦涛主席は、中日両国は平和共存し、代々友好を続け、互恵協力によって、共同の発展を図るべきだと何度も強調している。われわれは日本の指導者が正しい決断をして、政治的障害を乗り越え、中日関係を早期に健全な発展の軌道に戻すよう希望している。 問 日本は胡錦涛主席の新任日本大使との会見の際の談話から、小泉首相が靖国神社を参拝しないと表明すれば、中国の指導者が訪日する可能性があるとみているが、どのように考えるか。 答 中国政府は常に「歴史を鑑とし、未来に目を向ける」精神に従って、中日関係の改善、発展に努めている。われわれは日本側が中国の両国関係改善への誠意と努力を正しく理解し、両国関係における政治的障害を早期に取り除き、実際行動で両国関係を現在の難局から抜け出させるよう希望している。 問 胡錦涛主席の宮本大使との会見での談話の内容をどのように解釈すべきか。 答 胡錦涛主席は中日関係について何度も談話を発表しているが、談話の精神は一貫している。 「CRI」より 2006/06/16 |