青海省とチベット自治区を結ぶ「青海?チベット鉄道」の終着駅、ラサ駅が20日、完工した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

ラサ駅は青海?チベット鉄道で最大の駅であり、同駅工事は、同鉄道を代表する工事の一つとなった。駅は、ラサ市堆龍徳慶県柳梧郷に位置し、遠くにポタラ宮を臨む。海抜は3600メートルほどで、青海?チベット鉄道の終点駅であるとともに、また、全線最大の旅客?貨物運輸のターミナル駅でもある。

旅行客の酸素欠乏や疲労に配慮し、駅構内は旅客の歩く距離がなるべく短かくなるよう工夫が施され、エレベーターも設置されている。同時に、周辺の環境保護のため、豊富でクリーンな太陽エネルギーを暖房に利用している。

「人民網日本語版」より 2006-6-22