国務院僑務弁公室と中国海外交流協会が主催する、第4回「世界華人フォーラム」が20日午前、北京で開幕した。世界各地の中国系実業家と国内の著名企業家200人余りが出席した。唐家セン国務委員は席上、次のようにあいさつした。 中国政府は海外進出戦略を揺るがず実施していく。この過程において、海外の華僑?華人企業と中国の民営企業は相互補完、協力、相互利益の実現に努め、双方の広範な協力と共同発展を促進していくべきだ。 中国政府は第11次五カ年計画(2006~10年)の期間中、条件を満たす各種の資本形態の企業が、対外投資と多国籍経営を展開し、さまざまな形の国際経済?技術協力に積極的に参加することを、引き続き支持?奨励する。世界各国との友好協力関係を引き続き発展させ、中国企業の海外進出に良好な外的環境を醸成する。世界貿易機関(WTO)加盟時の承諾事項を全面的に履行し、財政?税務?金融?外国為替?保険などの政策をさらに改善し、手続きを簡素化し、便宜とサービスを提供し、情報提供?人材育成?リスク警告?安全保護などの面で適切かつ効果的なサポートを提供していく。 相互補完と相互利益があってこそ、協力は長続きする。海外に進出した中国企業は、相互利益の観念をしっかりと確立し、現地経済の発展を促進しなければならない。受け入れ国の法規を順守し、現地の風俗習慣を尊重し、現地の人々と仲良くしなければならない。社会的責任を履行し、公益事業に積極的に参加し、環境保護に留意しなければならない。 「人民網日本語版」2006年6月22日 |