外交部の姜瑜報道官は4日の定例記者会見で、「突発事件対応法」草案について質問を受け、次のように述べた。 中国政府は一貫して、突発事態への対応における透明度向上を強く重視している。また、関連制度の構築により、突発事態への緊急対応に関する、一本化された、迅速かつ正確な情報公表を確保してきた。現在審議中の「突発事件対応法」草案は、突発事態における情報公表制度をさらに改善し、透明度を高めるための規定を設けている。 「突発事件対応法」草案における報道管理規定は、長年にわたる活動経験の総括を踏まえて打ち出されたもので、現行の手法と一致する。その目的は、突発事態における記者の取材にサービスと便宜を提供し、記者の正当な取材権を保護すると同時に、管理を改善し、メディアに、より迅速かつ正確に実際の状況を報道させることによって、突発事態により良く対処し、社会の安定と人民の利益を守ることにある。 「人民網日本語版」2006年7月5日 |