上海を訪問中のフランクリン?ラビン米商務次官26日、2010年に開かれる上海世界博覧会(万博)について、「米国は積極的に支持し、参加する」と述べた。 ラビン次官は「上海万博は人類の最も新しい文明的成果を示す祭典であるだけでなく、中国、特に上海の大きな魅力を全方位的に示す一つの舞台にもなる。さらには、米中両国民が理解と友好を深める重要な場になるだろう」と述べた。 さらに、上海万博が中国の経済や社会に深い影響を及ぼすと予想。「米国は、中国とより多くの討論と協議を重ね、上海万博の成功に貢献したい」と語った。 25日現在、上海万博への参加意思を表明している国?国際組織は55を数えるが、米国は含まれていない。内訳はアフリカ20カ国、米大陸3カ国、欧州9カ国、アジア?太平洋地域18カ国、国際組織5団体。 米国は2002年、博覧会国際事務局(BIE)を正式に脱退し、2000年のドイツ?ハノーバー万博には参加しなかった。一方で、米国は1851年の第1回世界博覧会以来、万博の開催回数が最も多く、豊富な運営ノウハウを蓄積している。 「人民網日本語版」2006年7月28日 |