少林寺はこのほど、河南中医学院と教育事業の提携で合意した。今後、少林寺で修行する外国人弟子は、河南中医学院で中国医学、少林寺に伝わる医薬学、正統な少林武術を学べる。伝統的な中国医学と中国武術を、同時に海外に広める狙いだ。今回設置されるのは学部コースで、5年間の学習を終えて試験に合格すると、河南中医学院の卒業証書と中国嵩山少林寺医宗の初級継承証書が授与される。 少林寺の釋永信住職によると、双方は教育協力を通じて交流し、「少林薬局」の秘法を含む医薬学リソースも共有する。また、河南中医学院の彭勃院長によると、同課程には当面は少林寺の外国人弟子のみを受け入れ、主に中国医学と中国武術のクラスを設置することになる。 「人民網日本語版」2006年7月31日 |