江蘇省交通庁航路局によると、今年打ち出された「江蘇省幹線水路網企画」により、同省は100億元で幹線水路網を建設、四級以上の幹線水路650キロ、閘門10ヵ所で、幹線水路網の枠組みをつくるという構えが分かりました。 江蘇は中国一の水運大省で、域内に水路が延べ2.5万キロ(長江水路含まず)近くあり、中国の約五分の一を占めており、水路運輸が発達しています。2005年、全省の水運経由の貨物は運輸総量の四分の一を占め、水運経由の中継量も総量の二分の一に近いです。京杭大運河は江蘇域内に612キロがあり、年間通過量が1億6000万トンを超え、全省の水運総量の四分の一を占め、名実ともに「ゴールデン水路」です。歴史上残されてきた負担が重すぎるとして、江蘇省の高級な水路の占める割合は全国の平均値を下回っています。水路発展企画が上海、浙江、広東などに遅れていることは、江蘇省の水路発展の際立った存在となっています。そのため、江蘇は「一河一網両港」という三大重点増築工事を進め、100億元以上を投資する企画を立てています。一河は、京杭運河の閘門の増築工事を指し、一網は高効率?効果的な南部幹線水路網づくりで、両港は連雲港、太倉港の発展を早めるために便利、高効率のルートを構築することです。 「CRI」より 2006/08/01 |