中国は今年、5億元の資金を投じて、湿地保護と自然保護区の基本建設に力を注ぐ方針であることがわかった。中国「ラムサール条約」(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)条約履行事務所が9日、明らかにした。 中国「ラムサール条約」条約履行事務所の印紅?常務副主任(国家林業局湿地保護管理センターの常務副主任を兼任)は、環境を管理し、生態系を改善することは、「地球の要」を保護することであり、湿地には多くの資金投入が必要だと語る。 20年あまりの改革と発展を経て、国家の経済力は目に見えて高まり、人々の生態系や環境の保護に対する意識も向上している。2005年8月には、国務院が「全国湿地保護工程実施計画(2005-2010)」の採用を認可した。湿地保護と自然保護区建設への基本投入資金は今年、5億元に達する。湿地生態の保護と回復に得がたいチャンスが訪れた。 「人民網日本語版」2006年8月11日 |