中国石油天然ガス集団公司によると、「西気東送(西部の天然ガスを東部に送る)」プロジェクトの東区間では、操業を始めて以来、その営業距離はすでに5300?に達し、今年の年末までに約60都市に101億立方?の天然ガスを供給できることになる。 今年の年末までに同プロジェクトの営業距離は5800?に達し、累計16の加圧ステーション、54の中継ステーション、230以上のバルブ室を設置し、西区間は150億立方?のガスを供給し、東区間は120億立方?のガスを供給することが可能となっている。 西気東送プロジェクトはすでに大規模のパイプ敷設工事からガスの生産運営に転換したが、着工中のプロジェクトも少なくない。これらのプロジェクトは全国の天然ガス供給ネットワークの基幹であり、ガス供給の安全を確保するうえで非常に重要な役割を果している。 着工中のプロジェクトはだいたい付随工事と輸送量増加工事に分かれる。付随工事には、パイプラインの充実、ガス貯蔵、計量測定、光ファイバー通信などに関するプロジェクトが含まれる。その中にはすでに操業を始めたものもあり、江蘇省や山東省の一部都市にガスを供給している。 輸送量増加工事には、加圧ステーションの新規建設や旧ステーションの拡充工事が含まれる。同プロジェクトの総輸送量を120億立方?として設計されているが、下流市場の発展が速かったため、2010年には50億立方?増加することになり、これは西区間の輸送能力が来年には170億立方?に達することが求められている。輸送量増加工事は60%がたが完成している。 「チャイナネット」2006/08/22 |